相談予約相談員紹介

現場も営業も制度もわかるからこそ、前に進める。事業の流れを広く捉える伴走型支援

行政書士・社会保険労務士・中小企業診断士森垣 秀一

【得意分野】

  • 補助金・助成金
  • 雇用・人事・労務(労働関係法令・手続)
  • 新事業展開
  • 法律
  • 商品・サービス開発

【得意業種】

  • 設備工事業(電気工事業)
  • 製造業
  • 物流業

【趣味】

フットサル・旅行(国内/海外問わず)・妖怪さがし(ナマハゲ伝導士・妖怪検定初級)

創業や新しい挑戦を進めるとき、必要になるのは一つの専門知識だけではありません。
 商品やサービスのこと、営業のこと、人のこと、制度や手続きのこと。実際の現場では、そうした要素が複雑に絡み合いながら事業が動いています。今回お話を伺ったのは、複数の業界で幅広い実務経験を重ねた後、行政書士・社会保険労務士として独立し、現在は中小・小規模企業の支援に取り組む森垣さんです。多様な現場を経験してきたからこそ見える支援のあり方について伺いました。


まずはこれまでのご経歴を教えてください。

大学卒業後は、小売、福祉、製造、物流、専門商社など、さまざまな業界で実務経験を積んできました。
特に物流会社では、製造現場の管理、新規部門の立ち上げ、海外拠点での業務、自社製品の企画・販売などに携わり、生産から営業まで事業の流れを幅広く経験しました。一つの役割だけではなく、現場がどう動き、どのように商品やサービスが届いていくのかを、実務の中で学んできた感覚があります。
その後は営業職に軸足を移し、関東エリアでの新規市場の開拓や営業拠点の立ち上げなどにも関わりました。会社員として働く一方で資格取得を進め、行政書士・社会保険労務士事務所を開業し、2023年8月に独立しました。現在は、これまでの実務経験を活かしながら、中小・小規模企業の支援を中心に活動しています。

これだけ多様な業界を経験されたことは、今のお仕事にどう活きていますか?

とても大きく活きていると感じます。
業界が違っても、事業を進めるうえで共通する悩みは多くあります。人のこと、資金のこと、営業のこと、業務の流れのこと。それぞれ表面の見え方は違っても、根本ではつながっていることが多いんです。複数の業界を経験してきたことで、その会社の課題を一つの専門分野だけでなく、全体の流れの中で見やすくなっていると思います。
また、現場・管理・営業のそれぞれを経験してきたことで、経営者の視点だけでなく、現場で動く人の感覚にも寄り添いやすいと感じています。計画や制度の話だけで終わらず、実際にどう動けば前に進めるのかまで考えやすいのは、自分の強みの一つだと思います。

現在はどのようなご相談が多いのでしょうか?

補助金・助成金の活用、雇用や人事・労務に関するご相談、新しい取り組みの進め方、手続きや制度面の整理など、幅広いご相談をいただいています。
特に中小・小規模企業では、限られた人数で事業を進めていることが多いため、制度活用や労務管理、事業展開の準備を誰に相談すればいいのかわからないという声も少なくありません。
また、単発の手続きだけではなく、「この先どう進めていけばいいか」「今の事業に何を足せば広がるか」といったご相談も多いです。制度や法律の知識を使いながらも、それを事業の成長や運営の安定につなげていく形で支援することを意識しています。

営業や新規市場の開拓経験は、支援の中でどのように役立っていますか?

制度や手続きに強いだけでは、事業支援としては十分ではないと感じています。
実際には、どんなに良い商品やサービスでも、必要としている相手に届かなければ続いていきません。営業の現場では、新しい市場を切り拓く難しさや、相手の課題をどう捉えて提案するかを実践の中で学んできました。その経験が、今の支援でも大きく役立っています。
補助金の提案一つをとっても、単に制度を紹介するだけではなく、その会社にとってどんな意味があるのか、今後の展開にどうつながるのかを考えることが大切です。営業経験があるからこそ、制度を“使うこと”ではなく、その先の事業の動きまで見ながら考えられるのだと思います。

補助金・助成金の支援では、どんなことを大切にされていますか?

まず大切にしているのは、「使える制度を探す」こと自体を目的にしないことです。
もちろん制度を上手に活用することは大切ですが、本来はその事業にとって必要な取り組みがあり、それを後押しするものとして制度があるべきだと思っています。そこが逆になると、事業の軸がぶれてしまうこともあります。
そのため、今どんな課題があり、何を実現したいのかを丁寧に整理したうえで、本当に合う制度があるかを一緒に考えるようにしています。申請だけで終わるのではなく、その後どう活かしていくかまで見据えて支援することを心がけています。

労務や法令対応のご相談では、どんな点が重要だと感じますか?

人を雇うことは、事業を広げるうえで大きな一歩ですが、その分だけ責任も増えます。
労働関係の法令や各種手続きは、難しく感じられることも多いのですが、後回しにしてしまうと、後々のトラブルや負担につながることがあります。だからこそ、早めに基本を整えておくことが大切だと思います。
ただ、制度やルールを整えることが目的ではなく、安心して働ける環境をつくり、事業を安定して続けられる状態にすることが本質だと感じています。会社の規模や状況に応じて、無理のない形で整えていけるように考えることを大切にしています。

多くの事業者を見てきた中で、伸びる会社の共通点はありますか?

いくつかありますが、特に感じるのは「変化に前向きであること」と「相談しながら進められること」だと思います。
 環境が変わる中でも、新しいことを学んだり、必要な仕組みを取り入れたりしながら動ける会社は強いですね。最初から完璧な形でなくても、小さく試しながら整えていける会社は着実に前に進んでいる印象があります。
もう一つは、一人で抱え込まず、必要なときに誰かと話しながら進めていることです。経営者がすべてを一人で背負うのではなく、外の視点を取り入れながら進められる会社は、判断の幅も広がりやすいと思います。

ご自身はどんな支援者でありたいと考えていますか?

相談すると少し前向きになれるような存在でありたいと思っています。
事業の悩みというと、どうしても課題や不安に目が向きがちですが、本来そこには「こうしたい」「こんな未来をつくりたい」という思いがあるはずです。その思いを大切にしながら、現実的にどう進めるかを一緒に考えていける相手でありたいですね。
また、堅苦しく構えずに話せることも大切にしたいです。制度や法律、労務の話は難しそうに見えますが、安心して話せる関係があることで、相談しやすさは大きく変わると思います。事業の悩みはもちろん、未来についてのワクワクする話も気軽に聞かせていただけるような関わり方を目指しています。

松戸で挑戦する人にとって、どんな可能性があると思いますか?

松戸は、地域に根ざした事業を考えるうえでも、新しい挑戦を始めるうえでも、バランスの良い環境があると感じます。
都心とのアクセスの良さがありながら、地域の中で人とのつながりや実際のニーズを感じ取りやすい距離感があるので、まずは小さく始めて育てていく挑戦に向いているのではないでしょうか。
また、暮らしに近い課題やニーズが見えやすい地域だからこそ、身近な困りごとをヒントに新しい商品やサービスが生まれる可能性もあると思います。大きく構えすぎず、自分の経験や強みを活かしながら一歩を踏み出しやすい場所だと感じています。

最後に、これから相談を考えている方へメッセージをお願いします。

創業という道は、大変なことが多い反面、何物にも代えがたい楽しさがあるものだと思います。
悩みや不安ももちろんありますが、その一方で、自分の考えたことが形になっていく面白さや、未来を描いていけるワクワクもあるはずです。
私自身、そんな創業者の方々が、いつでも気軽に、そして楽しく話ができる相談相手でありたいと思っています。事業の悩みはもちろん、これからやってみたいことや未来の話まで、ぜひ気軽に聞かせてください。一緒に整理しながら、前に進むお手伝いができれば嬉しいです。

 

一覧に戻る