【得意分野】
- 補助金・助成金(活用支援全般)
- マーケティング(市場調査、ターゲット設定、ブランディング)
- 新事業展開(コンセプト策定)
- DX化(システム導入による業務改革)
- 経営計画策定(事業計画全般、事業継続力強化計画、経営力向上計画等)
【得意業種】
- 農業
- サービス業
- 小売業
【趣味】
海外旅行、ゴルフ、呑み歩き
まずはこれまでのご経歴を教えてください。
大学卒業後は輸入車会社に勤務し、日本市場向けの生産・販売計画、商品企画、マーケティング、システム導入に関するプロジェクトマネジメントなどに携わってきました。
社内外を問わず、国内外のさまざまな関係者と連携しながら仕事を進める機会が多く、全体を見渡して物事を整理し、形にしていく力はその頃に培われたと思います。
その後、より現場に近い立場で、一人ひとりの想いや課題に深く関わる仕事がしたいと考え、独立しました。現在は、創業を考えている方や事業の見直しをしたい方の相談対応、セミナー講師などを行っています。
企業勤務時代の経験は、今のお仕事にどのようにつながっていますか?
前職では、商品や仕組みをつくる側として、計画・調整・実行の一連の流れに関わっていました。特に、複数の立場の人が関わるプロジェクトでは、「それぞれが何を大事にしているのか」を整理しながら前に進めることがとても重要でした。
今の仕事でも、その感覚はとても活きています。相談に来られる方の話を伺うと、頭の中にはたくさんの想いがあるのですが、まだ言葉として整理しきれていないことが多いんです。そこで、話を丁寧に受け止めながら、優先順位や方向性を一緒に見つけていく。そうしたプロセスに、これまでの経験が自然とつながっていると感じます。
ご相談の中では、どのようなテーマが多いのでしょうか?
創業前のご相談では、「やりたいことはあるけれど、どう形にすればいいかわからない」という段階の方が多いですね。
既に事業をされている方からは、販路の広げ方や商品の見せ方、今後の方向性の整理、業務の進め方の見直しなど、実務に近いテーマのご相談をいただくことが多いです。
特に、補助金や事業計画、マーケティング、コンセプトづくり、システム導入に関する内容はご相談が多い分野です。ただ、どのテーマであっても、最終的には「何を目指したいのか」が大切なので、制度や手法だけを先に考えるのではなく、まずは想いや現状を丁寧に確認するようにしています。

初めて相談に来る方は、不安を抱えていることも多いと思います。心がけていることはありますか?
一番大切にしているのは、「専門用語をできるだけ使わず、わかりやすくお伝えすること」です。
制度や手続き、計画づくりなどは、どうしても難しく見えてしまいがちですが、分解していけば必ず理解できます。だからこそ、相手の立場や経験に合わせて、なるべく平易な言葉でお話しするようにしています。
また、相談に来られる方の中には、「こんなことを聞いていいのだろうか」と遠慮される方もいらっしゃいます。でも、漠然とした状態こそ大事な出発点なんです。まとまっていなくても大丈夫ですし、不安や迷いがあること自体が自然なことなので、安心して話していただける雰囲気づくりを心がけています。
ご自身が得意とされている支援の中で、特にやりがいを感じるのはどんなときですか?
相談者の中にあった想いが、少しずつ言葉になり、やるべきことが整理されて、「これなら動けそうです」と表情が変わる瞬間ですね。
最初は漠然としていたとしても、対話を重ねる中で輪郭が見えてくると、次の一歩がぐっと現実的になります。その変化に立ち会えることにやりがいを感じます。
また、計画を立てて終わりではなく、実際の取り組みにつながっていく場面も嬉しいです。小さな改善や挑戦の積み重ねが、後から振り返ると大きな変化になっていることも多いので、その過程に関われるのはこの仕事ならではだと思います。
農業、サービス業、小売業など、さまざまな分野に関わっていらっしゃいますが、それぞれに共通することはありますか?
扱う商品やサービス、現場の状況はそれぞれ異なりますが、「自分たちの強みをどう伝えるか」「選ばれる理由をどう明確にするか」という点は共通していると思います。
特に日々忙しく仕事をされている方ほど、自分たちの魅力をあらためて言葉にする機会が少ないんですよね。
だからこそ、外から整理してお伝えすると、「自分たちでは当たり前だと思っていたことが、実は強みだった」と気づかれることがあります。そうした発見が、その後の発信や商品づくり、方向性の見直しにつながっていくのはとても面白いところです。
今後、挑戦したいことや力を入れていきたいことを教えてください。
これからも、相談しやすさと実行しやすさの両方を大切にしていきたいです。
どんなに良い内容でも、難しすぎると前に進みにくくなってしまいます。逆に、わかりやすく整理されていて、自分ごととして納得できると、人は自然と動けるようになります。
そのためにも、制度や手法の説明だけで終わるのではなく、その人やその会社に合った進め方を一緒に考えることを続けていきたいですね。必要なことを必要な分だけ、無理なく前に進めるような関わり方を大切にしていきたいと思っています。

これまで多くの事業者を見てきた中で、伸びる会社の共通点はありますか?
いくつか共通点はありますが、特に大きいのは「自分たちの強みをきちんと理解していること」と、「変化に合わせて柔軟に動けること」だと感じています。
最初から何もかも整っている必要はないのですが、うまくいく会社ほど、自分たちが誰にどんな価値を届けているのかをしっかり言葉にできています。その軸があると、商品づくりや発信、価格の考え方などにも一貫性が出てきます。
もう一つは、完璧を待ちすぎず、小さく試して改善していけることですね。市場やお客様の反応を見ながら少しずつ磨いていける会社は、結果として着実に前に進んでいる印象があります。外から見ると順調に見える会社でも、実際には地道な見直しや工夫を積み重ねていることが多いですね。
松戸で挑戦する人にとって、どんな可能性があると思いますか?
松戸は、都心へのアクセスの良さと、地域に根ざした暮らしやつながりの近さの両方を持っているのが大きな魅力だと思います。
人の流れもありながら、地域ごとの特徴や顔が見えやすいので、新しく何かを始める人にとっては、アイデアを形にしやすい土壌があると感じます。
特にこれからは、大きなことを一気に始めるというよりも、自分らしい強みや想いを活かしながら、身近な人に必要とされる形で始めていく挑戦がますます広がっていくのではないでしょうか。松戸には、そうした一歩を受け止める余地があると思いますし、地域の中で応援やつながりが生まれていく可能性も十分にあると感じています。
だからこそ、「まだ小さいから」「構想段階だから」と遠慮せずに、まずは動き出してみることが大切なのではないかと思います。
最後に、これから相談を考えている方へメッセージをお願いします。
何かを始めたいときや、今の状況を変えたいと感じたとき、最初から明確な答えを持っている必要はありません。
「うまく言葉にできない」「考えがまとまっていない」という状態でも、そこから一緒に整理していくことはできます。
熱い想いでも、不安な気持ちでも、まずはそのまま聞かせていただけたら嬉しいです。悩みながらでも、一歩ずつ前に進めるように、一緒に考えていければと思っています。

