相談予約相談員紹介

お金の不安を、前に進む力に変える。創業期から将来まで見据えて寄り添う税務のパートナー

税理士・1級FP技能士谷岡 俊輔

【得意分野】

  • 会計処理全般
  • 税務(確定申告)
  • 創業支援・個人事業の法人成り
  • IT活用(会計ソフトの選定・導入)
  • 事業承継・M&A

【得意業種】

  • 不動産業(68不動産取引業・69不動産賃貸業管理業)
  • 運送業(44道路貨物運送業)
  • 製造業

【趣味】

スポーツ観戦、愛犬の散歩

創業を考えたとき、多くの人が不安に感じるのが「お金」のことではないでしょうか。
会計ソフトは何を選べばいいのか、税金はどう考えればいいのか、確定申告は何を準備すればいいのか。事業を始める前後は、やりたいことがある一方で、実務の複雑さに戸惑うことも少なくありません。今回お話を伺ったのは、税理士・1級ファイナンシャルプランニング技能士として、会計税務から事業承継、M&Aまで幅広く携わる谷岡 俊輔さんです。創業期のお金の悩みにどう向き合っているのか、これまでの歩みとあわせて伺いました。


まずはこれまでのご経歴を教えてください。

複数の税理士事務所や税理士法人で経験を積んだ後、2016年8月に千葉県市川市で開業しました。
税理士としての実務を続ける中で、会計や税務だけでなく、事業承継やM&Aなど、経営の節目に関わるご相談にも多く携わるようになり、現在は主にファミリービジネスに関する支援を専門に行っています。
また、開業と並行して2016年10月から2022年3月までの約5年半、千葉県よろず支援拠点でコーディネーターも務めていました。そこでは、個人事業主や中小企業・小規模事業者の方々から寄せられる、税務、創業、事業計画、商品開発、広報戦略など本当に幅広いご相談に対応してきました。そうした経験を通じて、一つの分野だけではなく、事業全体を見ながら考えることの大切さを強く感じています。

税理士としての経験は、今のお仕事にどう活きていますか?

税理士の仕事というと、申告や帳簿の作成といったイメージを持たれやすいのですが、実際にはそれだけではありません。
数字を通して、その事業が今どんな状態にあり、これからどこに向かおうとしているのかを見ることができます。日々の会計処理や税務の対応は、単なる事務作業ではなく、経営の判断を支える土台でもあるんです。
だからこそ私は、数字を整えるだけで終わるのではなく、「この先どうしたいのか」という視点も大切にしています。創業期であれば、無理のないスタートを切るために何が必要か。長く続けている事業であれば、今後をどう見据えていくか。そうしたところまで含めて考えるようにしています。

現在はどのようなご相談が多いのでしょうか?

創業期の方からは、会計ソフトの選び方、税金の考え方、確定申告の準備、個人事業で始めるのがよいのか、法人化を考えるべきかといったご相談が多いですね。
最初は何もかも初めてという方が多いので、専門用語が多いだけで身構えてしまうこともあると思います。そうした方にも、なるべく整理しやすい形でお伝えすることを意識しています。
また、既に事業をされている方からは、会計や税務に加えて、事業承継やM&A、経営の次のステージに関するご相談もあります。目の前の処理だけでなく、この先の事業をどうつないでいくかまで含めて考える機会が増えていると感じます。

創業期の方は、特にどんなところでつまずきやすいと感じますか?

やはり、「お金まわりのことが難しく感じられる」という点は大きいと思います。
売上をどう管理するのか、経費はどこまで計上できるのか、確定申告に向けて何を残しておけばいいのか。ひとつひとつは整理すれば理解できることでも、最初は全体像が見えず、不安だけが大きくなってしまうことがあります。
また、会計ソフトの選定も意外と悩まれる方が多いですね。機能が多いほど良いというわけではなく、その方の事業規模や進め方に合っているかが大切です。最初から完璧を目指すのではなく、今の自分に合ったやり方を見つけることが大事だと思っています。

創業支援や個人事業の法人成りの相談では、どんなことを大切にされていますか?

一番大切なのは、その方の今の状況とこれからの方向性に合った選択ができることです。
たとえば法人化についても、タイミングや事業の内容によって向き不向きがあります。制度上のメリットだけを見るのではなく、その後の運営のしやすさや手続きの負担、将来の展望まで含めて考えることが重要です。
創業支援でも同じで、「こうするのが正解」と一つに決めつけるのではなく、その方が無理なく続けられる形を一緒に探していくことを大切にしています。始めること自体も大切ですが、続けていけることはもっと大切ですから、その土台づくりを意識しています。

千葉県よろず支援拠点でのご経験から、見えてきたことはありますか?

本当に幅広いご相談が集まる場所だったので、事業の悩みは一つの分野だけで完結しないことを改めて実感しました。
税務の相談に見えても、その背景には販路の悩みがあったり、商品づくりの課題があったり、事業計画そのものの整理が必要だったりすることが多いんです。だからこそ、全体を見ながら考えることの大切さを学びました。
また、一人の専門家だけで完結するのではなく、必要に応じて他の専門家と協働しながら進めていくことの価値も強く感じました。相談者にとって本当に必要なことは何かを考え、その都度最適な支援につなげる視点は、今の仕事にも活きています。

多くの事業者を見てきた中で、伸びる会社の共通点はありますか?

いくつかありますが、特に感じるのは「自分たちの数字をきちんと把握しようとすること」と、「早めに相談すること」だと思います。
数字に強いかどうかではなく、今の状況を見ようとする姿勢がある会社は強いですね。売上や利益だけでなく、お金の流れを理解しようとすることで、次の打ち手も考えやすくなります。
もう一つは、悩みを一人で抱え込まないことです。問題が大きくなる前に相談することで、選べる選択肢は増えます。特に創業期は、早い段階で整理しておくことで、後々の負担がかなり変わってくると感じています。

事業承継やM&Aの支援では、どのような視点が必要だと感じますか?

事業承継やM&Aは、単に手続きを進める話ではなく、その事業のこれからをどうつないでいくかという視点が欠かせないと思っています。
数字や条件面の整理はもちろん重要ですが、それだけではなく、これまで築いてきたものをどう残すか、誰にどう引き継ぐのかという思いの部分も非常に大きいです。
特にファミリービジネスでは、事業と家族の関係が深く結びついていることも多いので、実務だけでは割り切れない難しさもあります。だからこそ、会計や税務の視点に加えて、個々の事情に寄り添いながら考えていくことが大切だと感じています。

松戸で挑戦する人にとって、どんな可能性があると思いますか?

松戸は、これから事業を始めたい方にとって、身近なところから挑戦を形にしやすい環境があると感じます。
都心へのアクセスの良さがありながら、地域に根ざした事業も考えやすく、暮らしに近いニーズを捉えやすいのは大きな魅力です。大きく構えすぎず、まずは一歩を踏み出してみるには向いている地域ではないでしょうか。
また、創業期は不安も多いものですが、早い段階で相談しながら進められることで、見えてくる道筋もあります。そうした意味でも、事業を始める人にとって可能性のある場所だと思います。

最後に、これから相談を考えている方へメッセージをお願いします。

創業期は、お金のこと、とくに会計ソフトや税金、確定申告のことが複雑に感じられ、不安になることも多いと思います。
ですが、最初からすべてを一人で理解しようとしなくても大丈夫です。今の段階で必要なことを一つずつ整理していけば、無理なく進めていくことはできます。
税理士としての経験を活かしながら、公的支援の立場から、松戸市の個人事業主やスタートアップベンチャーの皆さまのお手伝いができればと思っています。お金まわりのことをなるべく簡単に、わかりやすく進められるようサポートしていきますので、ぜひ気軽にご相談ください。

 

一覧に戻る